建設業許可の業種追加とは?
建設業許可の業種追加とは、「一般」である建設工事の許可を受けている会社が、さらに、「一般」で別の種類の建設工事の許可を受ける場合の事です。
例えば、ガラス工事で「一般」の建設業許可を受けている会社が、建具工事で「一般」の建設業許可を受けようとする時、「業種追加」の手続が必要になります。
「一般」でガラス工事の建設業許可を受けている会社が、「特定」で建具工事の建設業許可を受けようとする場合、「業種追加」でなく、「新規(般・特新規)」の許可が必要になります。
複数の建設業許可を同時に受ける場合
会社の業務拡張や、取扱い業務の追加などの関係で、複数の許可を同時に受ける事があります。
◎株式会社今野塗装の場合
株式会社今野塗装は現在「一般」で塗装工事で建設業許可を取得している。 |
この場合、塗装工事で更新手続をする際、同時に左官工事で業種追加の手続をします。 |
◎株式会社あおい水道の場合
株式会社あおい水道は「一般」で水道施設工事で建設業許可を取得している。 |
この場合、水道施設工事で更新手続をする際、同時に防水工事で新規(般・特新規)の手続をします。 |
◎株式会社山田リフォームの場合
株式会社山田リフォームは「一般」で建築一式工事で建設業許可を取得している。 |
この場合、建築一式工事で更新手続をする際、同時に土木一式工事で業種追加、屋根工事で新規(般・特新規)の手続をします。 |