建設業者売上高ランキング
建設会社が初めて株式を上場したのは、昭和32年の大成建設です。
その後、大林組、鹿島建設、清水建設が上場しました。
主要な大手ゼネコンが早々と上場してから、その後は上場ラッシュとなりました。
現在は150社以上の建設会社が上場しています。
多くは東証一部上場企業です。
ちなみに大手ゼネコンの竹中工務店は売上高1兆円以上ですが、いまだに上場してません。
売上高で見ると大手ゼネコン5社(大成建設・大林組・鹿島建設・清水建設・竹中工務店)が1兆円以上と長年に渡って、安定しています。
ここに、プレハブメーカーの積水ハウス・大和ハウス工業が近年急激に売上を伸ばして、売上高2兆円以上を上げるまでになりました。
今後もこの売上高ランキングは急激に変わる事はないでしょう。
建設業界は割と保守的な業界で、大きな会社の業績が急激に悪化する事はないので、このような勢力図はしばらく続きそうです。
建設業者売上高:2020年データ(トップ10、非上場企業は除外)
会社名 |
売上高 |
|
---|---|---|
1 |
大和ハウス工業 |
4.3兆円 |
2 |
積水ハウス |
2.4兆円 |
3 |
大林組 |
2兆円 |
4 |
鹿島建設 |
2兆円 |
5 |
大成建設 |
1.7兆円 |
6 |
清水建設 |
1.6兆円 |
7 |
大東建託 |
1.5兆円 |
8 |
住友林業 |
1.1兆円 |
9 |
長谷工コーポレーション |
8460億円 |
10 |
関電工 |
6161億円 |